大文字山

8月2日、大文字山で観察会を行いました。

天気は曇り空で、まれに雨粒が落ちてきます。

歩き始めてしばらくのあいだ、ほとんどきのこの姿を見ることができません。

暑い中30分ほど歩いてようやくカレエダタケ(1)、ウスヒラタケが見つかりました。

カレエダタケ(1)

カレエダタケ(1)

千人塚に到着し、周辺できのこを探します。

ここではまだちらほらときのこがあり、コテングタケモドキ(2)、アイタケ、フクロツルタケなどが見つかりました。

コテングタケモドキ(1)

コテングタケモドキ(2)

さらに、青みを帯びるアンズタケの仲間(3)も。

アンズタケ属の一種(3)

アンズタケ属の一種(3)

傘の頂部と断面がうっすらと青くなっていますが、この後、時間がたつと全体に青色が交じるようになります。

少し奥に入り、この日の目的の一つ、ニセクロハツがよく出るポイントを見に行きます。

そこで一本だけ見つけることができました(4)。

致命的な毒きのこで、誤食して死亡した例が何件も報告されています。断面がゆっくりと赤変し、時間がたってもクロハツのように黒変しない点が特徴です(5)。

ニセクロハツ断面

ニセクロハツ断面(5)

再び千人塚周辺に戻ると、キウロコテングタケ(6)が。

キウロコテングタケ(6)

キウロコテングタケ(6)

乾燥のせいで状態はよくなかったですが、独特の甘い不快臭を皆で確認しました。

周囲には大きなツエタケの仲間もあり、探せばまだきのこは見つかりそうな感じでしたが、雨脚が強くなってきたため予定より早く下山しました。

戻ってからは顕微鏡でこの日とれたきのこを同定しました。

その中の一つ、ヒメアワタケ(7)(8)。

ヒメアワタケ(7)

ヒメアワタケ(7)

ヒメアワタケ裏面(8)

ヒメアワタケ裏面(8)

厚壁のシスチジアが特徴です(9)(10)。

ヒメアワタケ側シスチジア

ヒメアワタケ側シスチジア(9)

ヒメアワタケ縁シスチジア(9)

ヒメアワタケ縁シスチジア(10)

8月に入り、きのこの発生はしばらく低調が続きそうです。

 

(m.h.)

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