宝ヶ池

9月最後の週末に宝ヶ池で観察会を行いました。

9月に入ってから京都はまとまった降水がなく、きのこの発生が心配でしたが、歩き出すとすぐにイボテングタケが見つかりました(1)。

イボテングタケ(1)

イボテングタケ(1)

近くにはカキシメジ(広義)も生えていました(2)。地味な見た目で、食用と間違えられやすい毒きのこの代表格です。

カキシメジ(広義, 2)

カキシメジ(広義, 2)

クロコバンタケPluteus castriなどの木材腐朽菌も見つけることができました(3)(4)。

クロコバンタケ(3)

クロコバンタケ(3)

Pluteus castri

Pluteus castri(4)

山の方に入るとナラ枯れの被害を受けた林が広がっていました。そこで木の根元を調べていくと、カエンタケが(5)。

カエンタケ(5)

カエンタケ(5)

致命的な猛毒を持つきのこで近年大発生しているといわれています。人によっては汁に触れるだけで炎症を起こすとされ、手に取ることも注意が必要なきのこです。

さらに周りを探してみるとかなりの本数を見ることができました(6)。

カエンタケ(6)

カエンタケ(6)

山から下りて、池の周りを歩くと、地面からはケロウジの近縁種(7)やフウセンタケ属の一種が、並木のサクラからはカワウソタケ(8)が発生していました。

ケロウジ(7)

ケロウジ近縁種(7)

カワウソタケ(8)

カワウソタケ(8)

しかし、その後池を一周してもきのこの姿はほとんどなく、期待していたヌメリイグチやチチアワタケは一本も見ることができませんでした。

まだまだ日中の気温は高いですが、日差しは秋らしくなり、キンモクセイも咲き始めました。まとまった雨さえ降ればさまざまな秋のきのこが期待できる季節になりつつあるようです。

戻ってから、途中で採ったアケビと、少し寄り道をしたところで見つけたクリとハツタケの炊き込みご飯をいただき、秋の味覚を楽しみました。

(文・写真/m.h., 写真/d.f.)

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