長野合宿(12日)

この日は少し早起きをして、朝食の前にきのこを探しにペンションの周りを散策しました。

ペンションの前のシラカバ林でベニテングタケ(1)を発見。今年は時期が遅いこともあって見られないかも、と思っていましたが、きれいな幼菌が出ていてくれました。

ベニテングタケ(1)

ベニテングタケ(1)

このときの散策で見つかったのは、シモフリシメジ、キチチタケ、ムラサキシメジ。ハナイグチを探しにカラマツ林に入りましたが、古いものが一本見つかっただけでした。

朝食の後は、車でコメツガ林を目指す組と、ペンションの周りを散策する組との二組に分かれました。

 

車を使う組は、中腹にコメツガの林があるという山へ登ることにしました。

登山口から歩き始めて5分もたたないうちにハナイグチが1本見つかりました。幸先がいいように思われましたが、ほかにはキヌメリガサ(2)がちらほらと見られる程度。

キヌメリガサ(2)

キヌメリガサ(2)

少し登るときのこの姿は皆無に近いですが、空は台風が近づいているとは思えない快晴で、紅葉も映えて目を楽しませてくれました(3)。

(3)

(3)

登り始めて40分ほどすると目の前にコメツガの林があらわれました(4)。

コメツガ林(4)

コメツガ林(4)

地表は苔むしていて、雰囲気のいい場所でしたが、見つかったのは干からびかけたオオキノボリイグチ(5)としおれた小さなマツタケだけでした。

オオキノボリイグチ(5)

オオキノボリイグチ老菌(5)

それでも、いい時期に来れば楽しめそう、と期待を持たせてくれる林でした。

下山後はペンションの近くに戻ってきのこを探します。幸いチャナメツムタケの群生が見つかり、この日のおかずは確保することができました。

 

一方、残りのグループはペンションの周りを散策しました。

スキー場を下っていくと、落ち葉の下にチャナメツムタケが隠れていました(6)。

目が慣れてきたのか、一回生を中心に皆で次々と見つけることができ、今晩のおかずを無事に確保することができました。

IMG_1771

チャナメツムタケ(6)

スキー場を下ったところでは、キオビフウセンタケの群生(7)を見つけることができました。

この他にも、ハナイグチを一本だけ見つけることができました。

IMG_1779

キオビフウセンタケ(7)

また、クリタケもちらほら顔を出しており(8)、晩秋の訪れを感じることができました。

IMG_1798

クリタケ(8)

車組と同様にきのこの種数は少なかったですが、木々の美しい紅葉を楽しめました(9)。

(9)

夕食は収穫したきのこを鍋にしました。また、クロカワは焼き物にしていただきました。

(10)

今日の収穫(10)

 

翌日は台風で朝から交通機関に乱れが出ていたため、予定よりも早めに長野を出発することに。その日のうちに関西までたどり着けるか心配でしたが、全員、無事に帰宅することができました。

 

今回の合宿はきのこが少なく、台風などのアクシデントもありましたが、無事においしいきのこいただくことができ、秋の長野を楽しむことができました。

ペンションきのこの方々、大変お世話になりました。

 

追記 (11/16)

この日ペンションの周辺で採取されたきのこで、不明種とされていたものですが、ツバササクレシメジ (Tricholoma cingulatum) と判明しました(11)。ヤナギ類の樹下に発生し、傘表面に鱗片があり柄に綿毛状の白いつばをつける点が特徴です。

ツバササクレシメジ(11)

ツバササクレシメジ(11)

 

(文・写真/m.h., d.f.)

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