東山

2月28日、だんだん春らしくなってきた気候のなか、東山できのこの観察会を行いました。

まずは円山公園から、東山展望台へと登ります。

登り始めると、路傍では先日の雨に降られて元気になったヒメキクラゲやタマキクラゲたちが幅を利かせていました。

また、初心者にも分かりやすい硬いきのこの代表格であるワヒダタケもたくさんみられ、その珍しい同心円状のひだを確認しました。

さらに進むと、寒い季節に生えるベニタケ属のきのこ、カラムラサキハツが登場しました(1)。

2015/02/28 東山 カラムラサキハツ Russula omiensis

カラムラサキハツ (1)

2月の森に赤紫の彩りを添えてくれる貴重なきのこです。

このあと、ヒメオツネンタケなどを確認しながら進み、展望台に到着しました。

お昼を食べ終わると、展望台から清水寺方面へ下山します。

キクラゲや色褪せたヒラタケを眺めながら下っていると、キクラゲとは違うゼラチン質のきのこが目を引きました。

コガネニカワタケです(2)。

2015/02/28 東山 コガネニカワタケ Tremella mesenterica

コガネニカワタケ (2)

実はキクラゲとはまったく違う、シロキクラゲの仲間です。

この下り道の途中で一休みすると、カワラタケが美しく重生していました(3)。

2015/02/28 東山 カワラタケ Trametes versicolor

カワラタケ (3)

非常にありふれたきのこではありますが、このカワラタケの美しさには目を見張ってしまいました。

また少し先に進んだところでは、ニガクリタケがひっそりと顔をのぞかせているのを見つけました(4)。

2015/02/28 東山 ニガクリタケ

ニガクリタケ (4)

ちょっと「食べられそうかな?」という感じの見た目をしていますが、猛毒なので決して食べてはいけません。

さらに下って、少し湿り気がある一帯に入りました。

ここでは先日の雨の影響もあって、ホウライタケの仲間やセンボンクヌギタケなど、多様なきのこが競うように生えていました。

そして、それらに交ざってついにお目当てのシイタケが姿をみせてくれます(5)(6)。

2015/02/28 東山 シイタケ Lentinula edodes

シイタケ (5)

2015/02/28 東山 シイタケ Lentinula edodes

シイタケ (6)

美しい鱗片が特徴的で、つい見惚れてしまいます。

写真を心ゆくまで撮ったあとは、夕食のために採集させてもらいました。

下山し終えると、観光客の喧騒が耳に入りはじめます。

そんな中、ツバキの木がある一角で、とあるきのこを探しました。

ツバキキンカクチャワンタケ。この季節を感じさせるきのこです(7)。

2015/02/28 東山 ツバキキンカクチャワンタケ Ciborinia camelliae

ツバキキンカクチャワンタケ (7)

その名の通り、ツバキの樹下で「菌核」という塊状の構造を形成し、そこから茶碗型のきのこを伸ばします。

みんなでたくさんのツバキキンカクチャワンタケを見つけることができました。

観察会を終え、今回も多くのシイタケを入手することができました(8)。

2015/02/28 洗ったシイタケ

洗ったシイタケ (8)

アフターでは、これらのシイタケを鍋にしていただきました。

とてもおいしかったです。

(文/h.a.,写真/d.f., h.a.)

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