京都御苑

7月19日、京都御苑で開催された「京都御苑きのこ会」に参加しました。この会は毎月きのこじきのメンバーが数人参加していますが、今月は筆者を含めて4人の参加でした。

例年、この時期になると京都御苑ではチャタマゴタケが多く見られます。またそれだけではなく、チャタマゴタケに寄生するブンゴツボマツタケと呼ばれるきのこの発生も報告されています。今月はそれらを狙ってコースをまわりました。

まず見つかったのはシロツルタケ(1)。集合場所のすぐ横に顔を出していました。

シロツルタケ(1)

シロツルタケ(1)

歩き始めると、ケシロハツモドキ、クサハツ、ムラサキカスリタケなどベニタケ科のきのこが大量に発生していました。これらが多くなると夏も本番といったところでしょうか。

大雨の後ということもあり、いい状態のきのこは決して多くありませんでしたが、ベンチの割れ目に沿ってツノマタタケ(2)が元気に顔を出していました。

ツノマタタケ(2)

ツノマタタケ(2)

松の切株からは成長途中のアズマタケ(3)が。これもツノマタタケと同様に針葉樹を分解するきのこです。

アズマタケ(3)

アズマタケ(3)

可憐なハナオチバタケ(4)や桜の根から発生したナラタケモドキ(5)も見られました。

ハナオチバタケ(4)

ハナオチバタケ(4)

ナラタケモドキ(5)

観察会も終盤に差し掛かったころ、ようやくチャタマゴタケ(6)が見つかりました。

チャタマゴタケ(6)

チャタマゴタケ(6)

鮮やかな黄色タイプです。このほかに茶色タイプも見つかりましたが、どうやら今年は発生のピークが例年より早かったようで、成長しきったものしか見ることができませんでした。

集合場所に戻ってシロツルタケのあったところをもう一度見てみると、落葉の下に隠れていた幼菌が発見されました(7)。

シロツルタケ(7)

シロツルタケ(7)

今月記録された種類は、ベニタケ属、テングタケ属を中心に50種ほど。7月上旬と比べると見られるきのこの種類が変わってきており、真夏のきのこが多くなりつつあるようです。

解散後、京大の構内でチャタマゴタケが発生しているという情報を得たので見に行ってみると、いくつかの老菌と小さな幼菌が見つかりました(8)。

チャタマゴタケ幼菌(8)

チャタマゴタケ幼菌(8)

こちらはきれいな茶色でした。

ますます暑さがこたえる天候になってきました。きのこも、まもなくひとやすみの時期に入るのでしょうか。

 

追記
京都御苑は国民公園です。動植物、菌類などの採集は禁止されています。

 

(m.h.)

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中