上桐生

11月7日、滋賀県大津市の上桐生にてとあるきのこ観察会が行われ、きのこじきからは2人が参加させていただきました。

筆者は2年ぶりの参加とあって、どんな山だったかを思い出しながらのきのこ探しとなりました。

 

参加者どうしの自己紹介を終えて歩き始めると間もなく、道端に大きなスッポンタケが生えていました (1)。

2015/11/07 上桐生 スッポンタケ Phallus impudicus

スッポンタケ (1)

老菌だからなのか、グレバがだいぶん落ちて白くなってしまっています。

しかし虫を寄せつける能力はまだまだ健在のようで、ハエやハチがしきりに誘引されていました。

 

しかしこれ以降は、湿り気のある川沿いを探してもきのこはなかなか見つかりません。

古いカノシタやカヤタケ属のきのこがちらほらと見られた程度。

他の参加者の方々からも「硬質菌ばっかりやなぁ」という声が漏れていました。

 

その後は一昨年にヌメリイグチが斜面のアカマツの根元にたくさん生えていた記憶をもとに山歩きを続けます。

その途上ではツチグリの仲間 (2) や、大きなタヌキノチャブクロと思しききのこ (3) が見つかりました。

2015/11/07 上桐生 ツチグリ属の一種 Astraeus sp.

ツチグリ属の一種 (2)

2015/11/07 上桐生 タヌキノチャブクロ? Lycoperdon pyriforme?

タヌキノチャブクロ? (3)

タヌキノチャブクロの中身はダメになっており、子実体を手に取った後輩が表情を歪めていました。

 

そんなこんなで無事アカマツスポットに辿り着くも、土は乾き放題で全くと言っていいほどきのこの気配はありません。

しばらく見て回りましたが、キシメジ属の一種の老菌が1つ見つかったのみに終わりました。

帰りは違う道で下りて行きましたが、こちらの道もきのこは厳しい感じ。

最後に綺麗なカワラタケを記念に撮影して集合場所に戻りました (4)。

2015/11/07 上桐生 カワラタケ Trametes versicolor

カワラタケ (4)

 

集合場所に戻ると、お昼休みを兼ねて同定会です (5)。

2015/11/07 上桐生 同定会の様子

同定会の様子 (5)

やはりここ最近の少雨のためか、人海戦術でもきのこの種数はあまり多くはなりません。

しかし、お昼ご飯を片手に集まったきのこを見ていくと、いくつか目を引くものがありました。

 

1つはコツブタケです (6)。

2015/11/07 上桐生 コツブタケ Pisolithus arhizus

コツブタケ (6)

少し古い子実体ですが、ナイフで切っていただくとちゃんと断面に「小粒」が見られました。

 

もう1つはカノシタです (7)。

2015/11/07 上桐生 カノシタ Hydnum repandum

カノシタ (7)

傘の裏は針状になっているのですが、その針がぽろぽろと落ちているのを見て面白いなと思いました。

個人的には一度食べてみたいきのこの1つです。

 

このようにちょっときのこの少ない観察会でしたが、いろいろとお話ができて楽しかったです。

それにしても今年の秋は雨が少ないですね。

雨乞いの儀式が必要かもしれません。

 

 

(h.a.)

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中