大文字山

5月22日、大文字山で新歓観察会を行いました。

この日は天候にも恵まれ、新入生もたくさん来てくれました。

 

雨が降ってから数日経っていたため、登り始めてしばらくはあまりきのこが見つかりません。

それでもコフキサルノコシカケといった硬質菌はいつも通りメンバーを出迎えてくれます。

そんな中、苔むした切り株から何やら黒いものが生えているのが見つかりました。

マメザヤタケです(1)。

2016/05/22 大文字山 マメザヤタケ Xylaria polymorpha

マメザヤタケ(1)

子嚢菌の一種で、表面に子嚢殻が並んでいることが確認できます。

 

マメザヤタケを皮切りに、さまざまなきのこが見つかり始めます。

ウスタケの仲間やニッケイタケを観察しながらどんどん登っていくと、なんとヒラタケ(2)を発見。

2016/05/22 大文字山 ヒラタケ Pleurotus ostreatus

ヒラタケ(2)

冬に多く見られるきのこなので、この時期に見られるとは驚きです。

だいぶ古くなっていますが、ヒラタケ特有のさわやかな香りはしっかり残っていました。

さらに進むとウラベニガサ(3)も顔を出します。

2016/05/22 大文字山 ウラベニガサ Pluteus cervinus

ウラベニガサ(3)

その名の由来ともなっている赤みを帯びたヒダを新入生に確認してもらうことができました。

他にもホコリタケの仲間やアラゲコベニチャワンタケなど、次々と現れるユニークなきのこに新入生たちは興味深く見入っていました。

 

そうこうしているうちにお腹もすいてきたので、火床まで登って休憩することにしました。

ところが、火床に到着しようとしたまさにその時、メンバーたちの目にとんでもないものが飛び込んできました。

巨大なマツオウジ(4)です。

2016/05/22 大文字山 マツオウジ Neolentinus suffrutescens

マツオウジ(4)

古くなっていたため、マツオウジ独特の松脂臭は残っていませんでしたが、参加者たちは見たこともないような大きさのきのこに驚いているようでした。

 

お昼ご飯の後は下山コースへと入ります。

千人塚でヒトクチタケを見た以外は、特に目立ったきのこもなく下り続けます。

麓も近づいて少し湿り気のある一帯に入ったとき、木の幹からカンゾウタケ(5)が生えているのが見つかりました。

2016/05/22 大文字山 カンゾウタケ Fistulina hepatica

カンゾウタケ(5)

食用とされてはいますが独特の酸味があり、味見したメンバーは渋い顔。あまり進んで食べたくなるきのこではないようです。

 

そのまま一気に麓まで下って今回の観察会は終了。

天気も良く、お目当てのきのこも見ることができたので、良い観察会になったのではないでしょうか。

これからどんどんきのこが増えてくるので楽しみです。

 

(m.k.)

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