南禅寺・蹴上

小雨のぱらつく6月25日、南禅寺から蹴上にかけての一帯で観察会を行いました。

 

南禅寺の境内を歩いていくと、ツルタケダマシ(1)やハナビラタケ、ヤナギマツタケといったきのこが見つかります。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 Amanita spreta

ツルタケダマシ(1)

水路閣の下ではオリーブサカズキタケやヒメダイダイタケなども見つかりました。

水路閣の上にのぼると、ここにもオリーブサカズキタケ(2)が。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 オリーブサカズキタケ Gerronema nemorale

オリーブサカズキタケ(2)

その名の通り、オリーブ色の杯型をしたきのこです。

近くにはクモタケ(3)やフクロキクラゲ(4)も生えていました。

2016/06/25 南禅寺・蹴上  クモタケ Nomuraea atypicola

クモタケ(3)

2016/06/25 南禅寺・蹴上 フクロキクラゲ Sirobasidium magnum

フクロキクラゲ (4)

クモタケはこの時期によくみられる冬虫夏草の一種です。

 

つぎは山道へと足を進めます。

まず見つかったのはアカヤマタケ属の一種(5)とヌメリガサ属の一種(6)。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 アカヤマタケ属の一種

アカヤマタケ属の一種(5)

2016/06/25 南禅寺・蹴上 アカヤマタケ属の一種

ヌメリガサ属の一種(6)

鮮やかな赤と黄色が苔に映えます。

さらに山道を進むと、ヒナベニタケ近縁種(7)、キイボカサタケ(8)など多くのきのこが目に飛び込んできます。

2016/06/25 南禅寺・蹴上  ヒナベニタケ近縁種

ヒナベニタケ近縁種(7)

2016/06/25 南禅寺・蹴上

キイボカサタケ(8)

そうこうしているうちに、丸太が多く積んである場所にたどり着きました。

ここでもキイロニカワタケ(9)やモモイロダクリオキンなど、様々なきのこが姿を見せます。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 コガネニカワタケ Tremella mesenterica

キイロニカワタケ(9)

中でも目を引いたのがミドリスギタケとハグロチャツムタケ(仮称)。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 ミドリスギタケ、ハグロチャツムタケ(仮称)

ミドリスギタケ(左)とハグロチャツムタケ(仮称)(右) (10)

2016/06/25 南禅寺・蹴上 ミドリスギタケ、ハグロチャツムタケ(仮称)

ミドリスギタケ(左)とハグロチャツムタケ(仮称)(右) (11)

かさの上から見ると両種はよく似ていますが、裏返すと柄の色、つばの有無などで見分けることができます。

その後、和名のないウラベニガサ属の一種であるpluteus variabilicolor (12) などを見つけながら歩みを進め、七福思案処にたどり着いたところで昼休憩としました。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 Pluteus variabilicolor

Pluteus variabilicolor (12)

 

休憩後は日向大神宮に向けて下山します。

しかし、下山コースにはあまりきのこが生えていません。あっという間に日向大神宮に到着してしまいました。

ここからは南禅寺に向けて平地を歩いて戻ります。

道端ではススケヤマドリタケやナラタケモドキ(13)などが元気な姿を見せてくれます。

2016/06/25 南禅寺・蹴上 ナラタケモドキ Armillaria tabescens

ナラタケモドキ(13)

最後にキチャハツが見つかったところで南禅寺に帰還。ここでお開きとなりました。

 

この日見つかったきのこは60種以上。この時期にしてはかなり充実した観察会になったのではないでしょうか。

 

(7/18 記事とListを一部修正しました。)

 

(m.k.)

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