宝ヶ池

10月29日、宝ヶ池で観察会を行いました。

まずは池の周りを探索です。

ヒナベニタケ(1)やチシオハツ(2)など、ベニタケ属のきのこはこの日も元気です。

ヒナベニタケ

ヒナベニタケ(1)

チシオハツ

チシオハツ(2)

ヒメツチグリ属の一種(3)やヘラタケ(4)も見つかりました。

ヒメツチグリ属の一種

ヒメツチグリ属の一種(3)

ヘラタケ

ヘラタケ(4)

そんな中、宝ヶ池ではおなじみの毒きのこが見つかりました。

ニガシメジです(5)。

06

ニガシメジ(5)

ニガシメジという名前を聞いて「おや?」と思った方もいるかもしれません。

そう、きのこじきではこのきのこを今まで「広義のカキシメジ」と呼んでいたのです。

今回ある方に教えていただいて、このきのこが正確には「ニガシメジ」であるということがわかりました。

名前の通り、かけらを少し口に含んでみると強い苦味が感じられました。

 

少し森に入ったところでは冬虫夏草の一種であるガヤドリナガミツブタケが見つかりました(6)。

ガヤドリナガミツブタケ

ガヤドリナガミツブタケ(6)

近くにはアケボノドクツルタケも(7)。

アケボノドクツルタケ

アケボノドクツルタケ(7)

アケボノドクツルタケはニオイドクツルタケとよく似ていますが、KOH溶液を使って容易に見分けることができます。

ここではKOH溶液を持っていないのでひとまず採取。先へ進みます。

 

休憩をはさんで池を半周したところで、あるきのこが生えるスポットに向かいます。

道中でふと切り株に目をやると、うろの中に何やら白いものが。

隙間に手を入れて取り出してみると、オシロイシメジが出てきました(8)。

オシロイシメジ

オシロイシメジ(8)

嗅いでみると強い粉臭を感じました。

ひとしきり観察して目的のスポットに足を進めると、今年もしっかり発生していました。

コガネタケです(9)。

コガネタケ

コガネタケ(9)

全身を粉に覆われたきのこで、食用になります。

また、柄の表皮が剥がれやすいのも特徴で、一部の参加者たちはかわるがわる表皮を剥いで遊んでいました。

 

帰る時間が迫っていたのでここからは足早に集合場所へと向かいます。

その途中で見慣れないきのこを発見(10)。

ラベンダーコタマゴテングタケ

ラベンダーコタマゴテングタケ(仮称)(10)

聞くとラベンダーコタマゴテングタケ(仮称)というのだそう。

コタマゴテングタケの変種で、根元が紫色になるのが特徴です。

さらに途中の草むらでハタケシメジ(11)を回収して観察会は終了。

ハタケシメジ

ハタケシメジ(11)

 

その後は府立植物園で開催されていたきのこ展に向かいました。

ここで持ち帰ったアケボノドクツルタケにKOH溶液を数滴垂らしてもらいました(12)。

アケボノドクツルタケ

アケボノドクツルタケ(12)

するとこの通り。KOHに触れたところが黄色く変化しました。これがアケボノドクツルタケの特徴です。

ニオイドクツルタケではこの反応は見られません。

他にも展示されていたきのこを眺めたり、きのこグッズを購入したりと、閉園時間まで各自思い思いにきのこ展を楽しみました。

 

この時期にしては少しきのこが少なかったかもしれませんが、新しい発見もあり、実りある観察会になったのではないかと思います。

 

(文/m.k. 写真/m.h., m.k.)

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