宝ヶ池

6月24日、京都市街北部に位置するお馴染みのきのこスポット・宝ヶ池にて月例のきのこ観察会を開きました。

観察会の数日前には一度だけゲリラ的に大雨が降りましたが、それ以外の降水はなかったという状況。

不安は多少ありましたが、「まぁ6月の宝ヶ池ならヌメリイグチの仲間とか何かしら生えてるやろ」という希望的観測のもと、池の周りを歩き始めました。

 

歩き始めてまずメンバーたちが目ざとく見つけたのはニセショウロの仲間やボロボロのベニタケの仲間。

種の名前まで明らかにするには少し難しいグループのきのこです。

その後はきのこが全く見つからず、初めてきのこじきの観察会に参加してくれた方も楽しんでくれるような観察して楽しいきのこはなかなか目の前に出てきてくれません。

そんな中、しばらく歩いた末にようやく名前の分かるきのこが姿を見せてくれました。

クジラタケです (1)。

クジラタケ (1)

クジラタケは広葉樹の落ち枝にみられるきのこで、同様の環境に生えるホウロクタケとよく比較されます。

この2種の間には、クジラタケの管孔はホウロクタケのものよりも細かく、また茶褐色がかったホウロクタケに対しクジラタケは白っぽいという相違点があります (2)。

クジラタケ (2)

本当はホウロクタケも見つけて比較すればよかったのですが、この周辺で見つけることはできませんでした。

 

このあとも「きのこがない」と言いながら池の周囲を歩き回っていると、一つだけ面白いきのこを見つけることができました。

管孔が蜂の巣のように並んでいるきのこである、ハチノスタケです (3)(4)。

ハチノスタケ (3)

ハチノスタケ裏面 (4)

この子実体の他にもいくつか幼菌を見ることができました。

 

この後も冬虫夏草を含めさらにきのこを探しましたが、きのこじきレーダーに引っかかることは全くありませんでした。

いわゆる「きのこの形をしたきのこ」が見つからず、悲しかったです。

 

せっかく初めて or 2回目の参加という参加者の方々がいらっしゃっていたので、できれば6月の宝ヶ池ということでヌメリイグチ属のチチアワタケヌメリイグチ、またチチタケ属のハツタケアカハツなどを観察して欲しかったのですが、「次回のお楽しみ」ということになってしまいました。

次回の観察会は東山で開催されるので、ふだん宝ヶ池でよく見られるきのことはまた少し違ったものが見られると思います。

期待したいですね。

 

 

(h.a.)

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